8月6日の切符 ~あの日列車が走った~

8月6日(土)午前10時40分~11時40分

あの日、列車によって繋がれた命があった。
原爆が投下された1945年8月6日、広島で国鉄の列車が運行されていた―。

原爆が投下されたその日、傷ついた人たちを乗せて、列車が走った。
その列車がつないだ命…一方で混乱は遠く離れた場所にも広がった。

原爆資料館にある1枚の切符、日付けは昭和20年8月6日。
前日、父は妻と娘のために、入手困難だった切符を手渡した。
被爆後、行方が分からなくなった父…切符は、あの日の記憶と、
家族のある物語を伝える。

3人の国鉄マンは被爆者たちを救おうと奮闘していた。
負傷者を安全な場所へ…。襲いかかる炎を抜けて列車は走った。
列車によって多くの命がつながった一方で、原爆による混乱は、壊滅した広島市街地から遠く離れた郊外にも広がっていくことになる。

71年前のあの日、広島と外の世界をつないだ列車をめぐる物語を
関係者の証言や残された資料から掘り起こす。

ナレーション:泉水はる佳(RCCアナウンサー)